ファーストウッドグループの事業

厚さ30mm前後の引き板を、繊維方向を平行に積層接着した材です。長さ・幅・強度などを目的に合わせてつくり出すことができ、必要とされる強度を安定して発揮できる画期的な建築材料です。

集成材は大きく分けて、構造用集成材と造作用集成材があります。
造作用集成材は、家具やカウンター、階段の手すりなどに用いられます。
ファーストウッドグループが製造している構造用集成材は、柱、梁など構造物の耐力部材として用いられます。

• JAS（日本農林規格）に準じた製造・品質管理・格付で高品質な製品を提供
• ホルムアルデヒドの放射量が最も少ないF☆☆☆☆製品を製造
• 木材の変形が少ない乾式防腐防蟻処理を採用

柱や梁など木造住宅の建築現場で使用する木材を、事前に加工する技術をいいます。従来は大工さんが建築現場で手加工をしていたものを、工場で事前に加工することで手間と工期が大きく短縮されました。例えば30坪の家の構造材を作る場合、1人の手作業で約20日かかっていたのが、約1日まで減らすことができるなど、とても優れた生産性を持つ技術です。

構造プレカットは、土台や柱、梁など木造住宅の構造材を加工します。
羽柄プレカットは、構造材以外の部材（間柱、筋交、垂木など）を加工します。

• CADの加工データが高精度の加工機とつながるため、誤差1mm以内の高精度プレカットを製造
• FWGならではの独自的な検品・品質管理システム
• 長年のノウハウが詰まった生産性

丸太をロータリーレースの切削機械で、約3mmの厚さに桂剥きをして、単板を繊維方向と平行又は直交にして積層し、接着剤を用いて貼り合わせた木質加工材です。製品区分としては、構造用・製造用部材として用いられます。

構造用LVLは、母屋桁、筋交、垂木、間柱など木造住宅用の建築材料として用いられます。
造作用LVLは、野縁、間仕切り材などの羽柄材などの部材として用いられます。
その他、LVLの外観特徴を活かしてデザイン家具などにも用いられています。

• JAS（日本農林規格）に準じた製造・品質管理・格付で高品質な製品を提供
• ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないF☆☆☆☆製品を製造
• 用途に応じた様々な寸法の製品を提供
• 径の小さい間伐材など、森林資源を無駄なく活用

プレカット工場や製材工場から出た端材を、再利用できるように加工した木材をいいます。
資源が乏しいと言われる日本で森林資源を大切に使うことで、循環型社会の形成に貢献しています。

再生積層間柱は、端材を木造住宅用としてもう一度使えるように再加工した建築資材です。
木を余りなく最後まで活用できる環境にも優しい材料です。
また、再加工ができない部分は、紙の材料や畜産業用の床敷き、工業用機械の燃料などとして製造しています。

• 廃棄材を再生させることが可能な設備環境
• 短材を繋ぎ合わせることによる製品の精度向上を目的とした品質環境
• リサイクル材の製造、使用の繰り返しで完成する循環型モデル

木造住宅の柱や梁などのフレームの中に、はめ込む面材のことをいいます。
従来、住宅建築現場で大工職人が一々釘打ちをして作っていたものを、工場で予めパネルの形に製造することで建築現場の工期短縮や品質安定を図った製品です。また、地震や台風など横からの力にも強く、建物としての強度も高い建築材料です。

• 数十年のノウハウが詰まった物流システムから生まれた、リーズナブルな提供価格
• プレカット技術から考案したオリジナルの自動機械を活用
• 施工者の熟練度に関わらず、精密な仕上げの施工が可能

住宅の外壁に貼り、建物を守りながらもおしゃれな外観を演出する外壁材です。中には、窯業系や木質系、金属系、樹脂系など様々なサイディングがあります。ファーストウッドグループは、地震や火事に強い窯業系サイディングを主に加工しています。

サイディングは、従来、建築現場で寸法を測りながら切断加工をしていましたが、騒音問題や作業時間の制約、産業廃棄物処理など様々な課題がありました。ファーストウッドは、サイディングを建築現場に持っていく前に、工場で全て加工してこれらの問題はもちろん、工期短縮、精度の安定など課題を解決しています。

• パネル製造と連携して独自に開発した無採寸技術
• 24時間の工場稼働による、早期納品やコストダウンを実現
• 加工だけではなく、施工まで行う一貫体制システム