
Sustainability initiatives
サステナブルな取り組み
From forest to
innovation –
shaping value,
nurturing the earth.
持続可能な社会の実現へ。
木材を循環させ、環境を守り、
多様な価値を創造する。
将来の森林環境をつくるためには
木は森の中で「植える」→「育てる」→「伐る」→「植える」というサイクルから生まれる、再生可能な自然資源です。
豊かな森林環境を次世代に残していくためには、木を有効に活用するとともに、「植えて育てる」までのサイクルを働かせることが大切です。
ファーストウッドグループは、木を住宅用木材に製造・加工するだけではなく、その後の余った端材をリサイクルして使い切り、また植林・育林など再造林や森林整備を行うことで、将来の森林資源に貢献しています。このようなグループ内サイクルを通して、持続可能な森林保護を心掛けています。
苗木・植林
ファーストプライウッドと青森プライウッドで加工する木材は、国産材100%。
中でも青森県は、全国4位の面積を誇るスギ人工林を有し、伐採時期を迎えた多くの木材が当グループの青森工場に運ばれてきます。
豊富な資源を活用する責務として、持続可能な社会の実現を目指し、林業を推進しています。
その一環として、自社林の購入と、自社で育成した苗を使ったスギの植林事業を実施しています。
育苗は、春に土を入れたポットに丁寧に種子を植え、毎日の水やりと温度管理を行い、翌年春に植林します。育苗した苗木を植える植林活動も行っております。
2023年10月には、地域の方々・従業員の皆さんと共に未来の森林を育む喜びを分かち合う第1回の植林活動を開催しました。この植林体験を今後も広げていくため、植林活動は5月のファーストプライウッドの創立記念日に合わせて毎年実施していきます。
種子から育成した苗木の成長は、我々にとって至上の喜びです。しかし、冬期の凍結や積雪など、困難も伴います。試行錯誤を重ね、確実な育成方法を確立し、年間1万本の苗木育成と植樹を行い、50年後100年後の森林資源へと繋げます。
青森県の林業が、自然を守り、景観を維持し、次世代の担い手を育て、そして何より産業として永く続いていくため、未来を見据えた施策に取り組む所存です。


木質バイオマス
バイオマスとは、「再生可能な、生物由来の有機性資源の中で化石資源を除いたもの」をいいます。その中でも木材に関するものが「木質バイオマス」です。バイオマスは再生可能な資源であり、カーボンニュートラルの資源であることが特徴で、有効に利用することで地域活性化に役立ちます。
ファーストウッドグループの工場では、木材の生産や加工時に出てくるオガクズやチップなどの端材を自社工場内のボイラー機で燃やし、木材乾燥に必要な蒸気などとして活用しています。また、その他キノコ農場や牧場、製紙会社、廃油処理会社などへ提供し、有効に活用しています。
<活用事例>
- オガクズ:キノコ農場、牧場の床用、廃油の処理用
- チップ:パルプ用(製紙)
- ペレット:ペレットボイラー燃料用



木製トレーラーハウス「Wellness Cabin」

地域・国産材、リサイクル材の活用で持続可能性を追求
内壁・外壁・柱には国産材を100%使用。
Wellness Cabinは、その土地の自然環境に調和する地域産の木材を使用することにより、持続可能な森林管理を支援しています。熟練の木材加工技術により、室内外に木材を多く使用することで、自然のぬくもりを感じる上質な空間を提供します。
商品ラインナップ

Box
自由な用途に楽しみ尽くす、スケルトンタイプのトレーラーハウス

Sauna
「ととのう」を「ひとつ」にオールインワンタイプのトレーラーハウス

Stay
自然に包まれた1日を過ごす、宿泊タイプのトレーラーハウス

Custom
お客様のニーズに合わせたオリジナルタイプ
スペースデザイン
スペースデザイン事業では、「木材を使った魅力的な空間づくり」をコンセプトに、宿泊施設、オフィス、店舗など様々なスペースに対し、インテリアコーディネートによる、空間の新しい価値創出に取り組んでいます。
国内外の木材仕入ネットワークをもとに、インテリアコーディネートに合わせた国産・輸入家具の調達を行っています。常に木材と触れ合っている私たちならではの目線で商品を厳選し、お客様へお届けします。
また、木材の特徴を活かした造作家具、持続可能性に資するリサイクル木材を使用した家具の提案も可能です。
木材を使った魅力的な空間づくりを通じて、サステナブルな社会の実現に貢献します。